日本サッカー協会(JFA)は26日、日本代表の新指揮官の就任記者会見を実施。森保一氏が西野朗氏の後任を託されることとなった。
2012年に、現役時代にも過ごしたサンフレッチェ広島で監督キャリアをスタートさせた森保氏。就任1年目からJ1優勝を成し遂げると、翌シーズンもその勢いはとどまることなく、J1連覇を達成した。3連覇がかかった3年目は苦戦を強いられ8位に終わったが、2ステージ制が再導入された2015シーズンは年間優勝を成し遂げ、見事王座を奪還してみせた。
その後、2017年7月に広島の指揮官を辞任すると、同年10月に2020年の東京オリンピックを目指す五輪代表の指揮官に就任。さらに今年4月には、ヴァイッド・ハリルホジッチ氏の電撃解任の受けて、A代表の指揮官に就任した西野氏のもとで、コーチとしてロシアW杯に帯同していた。五輪代表との兼任は、1998年から2002年まで日本代表を率いたフィリップ・トルシエ氏以来となる。
期間は短かったが、多くのものを得たロシアW杯での経験をもとに、森保新監督は日本代表をさらに飛躍させることができるのか。