長崎ペーロン選手権 28日開幕 4部門40チーム熱戦

 長崎の夏の風物詩「長崎ペーロン選手権大会」(長崎新聞社などでつくる実行委主催)が28、29日、長崎港を舞台に開かれる。職域、中学校、女性、一般の4部門に計40チーム、約1700人が出場。長崎水辺の森側のスタート地点から女神大橋方面沖合までの往復1150メートルで競う。
 職域(チーム数12)と一般(同19)は予選と敗者復活戦、準決勝を経て、6チームが決勝へ。中学校(同4)と女性(同5)は2レースの合計タイムで競う。
 初日は職域、中学校、女性。職域は九電工グループペーロン同好会がV3なるか。中学校は香焼、三重、小江原、日見がいずれも初優勝を懸けて激突。女性は福田西部女子が連覇記録を「4」に伸ばせるか。
 最終日は一般。3大会連続2位の土井首をはじめ、昨年Vの磯風漕友会(兵庫県相生市)、同3位の都呂々若獅子会(熊本県苓北町)など、白熱した優勝争いが予想される。
 両日とも午前9時開会。28日は福田西部女子の戸田佳花主将、29日は土井首の大塚裕士主将が選手宣誓する。会場には仮設観覧席(小学生以上600円、約千席)を設置。大会記念キャップとタオル(各600円)の販売や体験ペーロン(各日正午~午後0時40分、先着50人)がある。

白熱したレースを展開した昨年の長崎ペーロン選手権大会=長崎港

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