長崎、佐賀両県にまたがる多良岳の山中で、ヒガンバナ科のオオキツネノカミソリが見ごろを迎え、オレンジ色のかれんな花が登山客を楽しませている。
オオキツネノカミソリは関東以西の山地に生える多年草。県内では雲仙岳などにも分布している。多良岳の群生地は、大村市黒木町の登山口から金泉寺方向へ約1時間登った辺り。毎年この時季になると、斜面に広がる幻想的な花畑をひと目見ようと、多くの登山客でにぎわう。
家族4人で訪れた諫早市久山台の無職、井上善友さん(50)は「十数年ぶりに来たが、花もきれいに咲いていて良い気分転換になった」と話した。
多良岳にかれんな花 オオキツネノカミソリ見ごろ 登山客 花畑で足休め
- Published
- 2018/07/27 16:00 (JST)
- Updated
- 2020/05/21 13:11 (JST)
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