エンゼルス打線が再び爆発 大谷は5打数ノーヒット

【ホワイトソックス8-12エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは前日に続いて打線が2ケタ得点と爆発し、ホワイトソックスとの打撃戦を制した。先発のニック・トロピアーノが5本塁打を浴びるなど、ホワイトソックス打線に6本塁打を献上したエンゼルスだが、コール・カルフーンが11号ソロ、イアン・キンズラーが13号ソロを放ったほか、メジャーデビュー戦となったフランシスコ・アルシアが1号3ランを含む2安打4打点の活躍。ジャスティン・アップトンも4安打2打点の大活躍を見せた。先発野手9人のうち8人がヒットを記録するなか、「2番・DH」で先発出場した大谷翔平だけが5打数ノーヒットと蚊帳の外だった。

正捕手のマーティン・マルドナードがトレードされたことにより、12年間にわたるマイナー生活を経て初のメジャー昇格を果たしたアルシアは、いきなりメジャー初本塁打を放つなど2安打4打点の活躍を見せた。「最高の気分だよ。この瞬間をずっと待っていたんだ」と喜びを語ったアルシア。「12年間マイナーでプレイして、昨日の夜に昇格の連絡をもらったんだ。人生で最高の瞬間だったね。泣いたし、最高の気分だった」と自身のマイナー生活、そして昇格を告げられた瞬間について語ったが、その喜びを全てエネルギーに変えたような見事なパフォーマンスでチームの勝利に大きく貢献した。

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