トレード候補のカブレラが4打点の活躍 メッツ3連勝

【メッツ12-6パイレーツ】@PNCパーク

メッツは後半戦に入ってスランプに陥っていたアズドゥルバル・カブレラが4回表に18号勝ち越し2ランを放つなど、今季自己最多となる4打点を叩き出す活躍。その活躍に触発されるように先発野手8人全員が安打を放ち、14安打12得点の猛攻でパイレーツに勝利した。メッツ先発のスティーブン・マッツは2本塁打を浴びて6回4失点ながら、打線の援護に恵まれて今季5勝目(8敗)をマーク。3安打4打点の活躍を見せたカブレラは強打の内野手としてトレード市場で注目を集めており、メッツのユニフォームで活躍する姿は今月限りで見納めとなる可能性もある。

カブレラはトレードの噂について「今はメッツが僕のチームだ。自分の仕事をするために球場に来ているし、トレードについては考えすぎないようにしている」と語り、周囲の雑音を一蹴。「何が起ころうとも僕にはコントロールできないことだし、チームを手助けすることだけを考えているよ」とメジャー12年目のベテラン内野手らしいコメントを残した。ミッキー・キャラウェイ監督は「彼は素晴らしい打者だ。右打席でも左打席でもあらゆるボールを打つことができるからね。今季は素晴らしいシーズンを過ごしているよ」とカブレラの働きぶりを称賛。頼もしいベテラン内野手は、噂通りに今月末までにメッツを離れることになるのだろうか。

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