エチャバリアが勝ち越しタイムリー レイズ接戦を制す

【レイズ4-3オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

マット・アンドリースをダイヤモンドバックス、ネイサン・イバルディをレッドソックスへ放出し、来季に向けた戦いにシフトしつつあるレイズだが、決して勝利を諦めたわけではない。日本時間7月27日のオリオールズ戦では得意の継投戦法でオリオールズ打線を3得点に封じ、打線は2対2の同点で迎えた7回表にアデイニー・エチャバリアのタイムリーなどで2点を勝ち越し。4対3で接戦を制し、敵地での4連戦の初戦を白星で飾った。

レイズのケビン・キャッシュ監督は「選手たちは試合に集中していたね」と1点差の接戦を制した自軍の選手たちを称えた。先発のハンター・ウッドが1回2/3を無失点に抑えたあと、2番手のライアン・ヤーブローが4回1/3を2失点で乗り切る好リリーフを見せ、3番手のセルジオ・ロモは1回2/3を1失点、4番手のオースティン・プルーイットは1回1/3を無失点に抑えて試合を締めくくった。もちろん2投手の放出は選手たちのモチベーションにも少なからず影響を与えているが、今季9勝目(5敗)をマークしたヤーブローは「(チームを出ていく選手がいるということは)次の選手が現れるということだよ」とすでにチームの将来へ目を向けていた。

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