ツインズ・ギブソンが120球の力投 Rソックスに先勝

【ツインズ2-1レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

ツインズは先発のカイル・ギブソンが8回120球を投げてレッドソックス打線を4安打1得点に封じる力投を披露。打線は7回表にエイレ・アドリアンザの併殺打の間に追い付くと、8回表には前日のヒーローであるミッチ・ガーバーが勝ち越しのタイムリー二塁打を放ち、最後はクローザーのフェルナンド・ロドニーが満塁のピンチを凌いで1点リードを守り抜いた。力投を見せたギブソンは今季5勝目(7敗)をマーク。ツインズは敵地でのレッドソックス4連戦の初戦を制した。

2年連続のポストシーズン進出を期待されながらも予想外の苦戦を強いられ、トレード市場では売り手に回ることが予想されているツインズ。しかし、ギブソンは「このチームは誰も売り手に回りたいとは思っていない」と力強く語る。「僕たちはまだ挽回できると信じているんだ。クリーブランドに追い付くことができるのは僕たちだけだと思う」とギブソン。「僕たちは本当に自信があるんだ。今は一番良い野球ができているからね」という言葉からはギブソンらツインズの選手たちの「本気度」がうかがえた。4連勝でインディアンスとのゲーム差を7に縮めたツインズ。球団フロントはトレード市場においてどのような決断を下すのだろうか。

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