【私鉄に乗ろう 61】平成筑豊鉄道田川線 その8(17)

今川河童駅名標。1990年(平成2年)開業。平成筑豊鉄道ホームページには「その昔、いたずら好きの河童がいた。あまりにいたずらが過ぎるので、村人たちは河童に人間の子どもと相撲をとらせたのである。河童は投げられ、悪行を詫び、それからは子どもたちと仲良しになったという。そんな昔ばなしを持つ今川。この今川に沿って走る平成筑豊鉄道。そんな「河童伝説」にちなみ、「今川河童」の名が付けられた。」とあります。

駅の横には河童の像。

0.7kmで美夜古泉駅。暴走族の落書きみたいな駅名ですが、美夜古は行橋の古名だそうです。

駅名標。1991年(平成3年)開業。駅近くに工場のある岡野バルブ製造がネーミングライツを取得しています。

ようやく終点の行橋に近づいてきました。

右からJR九州日豊本線が近づいてきます。

高架を並走します。

行橋駅が見えてきました。

島式ホーム2面4線かと思いましたが線路は5本有ります。

島式ホームが切り欠かれています。平成筑豊鉄道のホームです。

終端部が有ります。無事行橋駅に到着。金田駅から約1時間でした。

ここでデジタルカメラが突然乱調。結果的には、しばらくしたら復調したのですが、この段階で駅名標も行橋駅の様子も撮影できませんでした。原因はバッテリーにあった様です。珍しい現象ですが前面展望撮影中に起きない様に注意しないといけませんね。

ま、どうにか無事に平成筑豊鉄道の伊田線、糸田線、田川線に乗りました。旧国鉄の香りがあって、ローカル線が好きな筆者は個人的に大満足。何と言っても、非電化路線は架線が無いので、空が広い!

(写真・記事/住田至朗)

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