あす投開票。和歌山市長選候補者、尾花正啓氏の経歴・政策は?

任期満了にともなう和歌山市長選(7月22日告示、29日投開票)に、無所属で現職の尾花正啓(おばな・まさひろ)氏(65)が立候補しました。尾花氏は自民・国民民主・公明の3党からの推薦を受けています。

なお和歌山市長選には尾花氏のほか、無所属で新人の島久美子氏(62)が共産・社民の2党の推薦を受け立候補しています。

東京大学工学部卒業。和歌山県職員を経て2014年より現職

尾花氏は1953年生まれ、東京大学工学部卒業。1980年に和歌山県庁に入庁しました。県土整備部県土整備政策局技術調査課長、県土整備部道路局道路政策課長、県土整備部道路局長、 県土整備部技監、県土整備部長を歴任し、2013年に退職。
2014年に和歌山市長選に立候補し、初当選を果たしました。今回は再選を目指しての立候補となります。

尾花氏が掲げる政策「元気 和歌山市」とは

尾花氏は今回の選挙において以下の政策を掲げています。

和歌山市長選 選挙公報

「元気 和歌山市」の実現に向けて、動き出したまちの成長を加速
★市民の方々の声を大切にし、心の通い合う町づくりをします
★約束は必ず実行、今ある課題を先送りしない、責任ある政治を行います
★誰もが未来に希望の持てるまちをつくります
★1期4年間で生まれた成長の芽を確実に育てます

○子供がいきいきと育つまち
・妊娠期からの支援と待機児童ゼロに向けた環境整備
・発達障害の早期対処や障害児の特別保育・特別支援学級の充実
・就学支援の充実や小中学校での給食の推進 など

○安心して暮らせる福祉のまち
・高齢者の健康長寿と生きがいづくり、三世代同居近居の促進
・いつでも必要な介護や医療を受けられ、安心して暮らせる地域包括ケアシステムの推進
・地震・津波・洪水などの災害から命を守る対策の強化と促進 など

○働ける・働きたいまち
・設備投資など市内企業の成長と若者・女性等の起業支援を拡充
・農水産物のブランド化と魅力発信、六次産業化を促進
・医療ツーリズムなど外国人誘致により稼げる観光を促進 ほか

○魅力あふれるまち
・大学生と地域との交流による賑わい創出や市内就職の促進
・空き家の活用やリノベーション等による地域の再生
・「住むなら和歌山市」県外からの移住・定住を推進

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