アロンソ「パワーユニットにトラブルも影響はなし。予選に向けてパフォーマンスを大きく改善したい」:F1ハンガリーGP金曜

 2018年F1ハンガリーGPの金曜、マクラーレンのフェルナンド・アロンソはフリー走行1=12番手/2=12番手だった。
                        
■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=12番手/2=12番手
 マシンのフィーリングの面で、ポジティブな金曜日だった。たくさんのテストをして大量にデータを集めた。朝のセッションは空力テストとベーシックな情報を集めるために費やし、午後には主にタイヤのテストを行った。

 今日は気温が高く、FP2では路面温度が61度にまで達した。記録的な温度だよ。明日どういうコンディションになるのかを見守っていく必要がある。

 セットアップもマシンバランスもまだ理想的な状態ではなく、アンダーステア気味だ。正しいバランスを見つけ出せれば、マシンパフォーマンスを大きく向上させられるはずだよ。路面の温度とコンディションを注視していく必要がある。いろいろなカテゴリーのマシンが走るたびにラバーが乗ってきて、路面コンディションがどんどん向上していく。明日には違うトラックのようになっているだろうから、それを見越して対応する必要がある。

(スペインのasに語り)FP1で走り出したら、MGU-Hに問題が出た。でもマシンをリセットしたらその後は問題なかったよ。

(予選では)できる限り上位を目指すけれど、ここのレースも、9番手や10番手グリッドなら、11番手や12番手スタートの方が有利だ。もちろん常にQ3進出を狙っているから、それを実現できればうれしいが、もし実現できず、Q2敗退グループのなかで上位だったとすれば、それはそれで決勝を戦う上で有利になる。          
                 
 中団では0.2秒か0.3秒で大幅に順位が変わってしまうから、力を出し切って予選を戦う必要がある。

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