熊本地震の教訓、授業に生かして 教員向け震災遺構見学会 南阿蘇村

高野台団地の地滑り跡でジオガイドの説明を聞く教員ら=27日、南阿蘇村

 南阿蘇村は27日、熊本地震の被害を伝える震災遺構の見学会を、村内の小中学校の教員向けに開いた。各学校で地震の教訓を伝える授業や防災教育などに生かしてもらう。

 村の全小中学校から22人が参加。震災の語り部も務めるジオガイドの案内で、阿蘇大橋の崩落現場、表出した断層が残る東海大学阿蘇キャンパス、高野台団地の地滑り跡を見て回った。

 ジオガイドは被災時の状況に加え、阿蘇の地形や地層などについても説明。教員らは熱心に写真を撮ったりメモを取ったりしていた。

 中松小の木戸耕平教諭(35)は「地震後に赴任したので初めて知ることも多かった。児童たちと次の災害に備え何をすべきか考えたい」と話していた。見学会は8月7日にも実施し、村内の全小中学校から複数の教員が参加する予定。(田上一平)

(2018年7月28日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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