横浜市が2900世帯に避難準備・高齢者等避難開始

 台風12号の接近に伴い土砂災害などの恐れがあるとして、横浜市は28日午後5時までに、15区の計2943世帯6375人に避難準備・高齢者等避難開始を発令した。

 対象は、鶴見、西、中、南、港南、保土ケ谷、磯子、金沢、港北、緑、青葉、都筑、戸塚、栄、瀬谷区の崖地沿いや川沿いなどのエリア。これまでのところ市内で被害は確認されていないが、市危機管理室は「暗くならないうちに避難行動を始めてほしい」と呼び掛けている。

台風の接近に伴い海も荒れ、“象の鼻”にたたきつける波=横浜市中区の象の鼻パーク

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