F.C.C. TSRホンダ EWC最終戦 鈴鹿8時間耐久ロードレース 予選レポート

2017/2018 FIM 世界耐久選手権シリーズ最終戦
“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第41回大会

最終決戦の火蓋が切られた!

F.C.C. TSR Honda Franceは只一つのゴールに向けて
決勝レースを12番手からスタートする

 F.C.C. TSR Honda Franceの世界一を賭けた闘いが、いよいよ7月26日(木)から始まり、27日(金)には公式練習と公式予選が2セッション、そして最後にナイトプラクティスと密に詰まったスケジュールで行なわれた。

 木曜日に3セッションあったスポーツ走行では、2分9秒115のタイムをマークして7番手で終了。公式スケジュールの初日となる27日(金)のフリー走行では、ジョシュがさらにベストタイムを更新する8秒442までタイムアップ。ジョシュはその後行なわれた公式予選1回目でも8秒609で終え、2回目も8秒511までタイムを伸ばした。フレディも1回目のセッションで8秒704まで上げており、アランは10秒062のタイムを刻んだ結果、アバレージは2分9秒092で12番手のポジションとなった。もちろん、今回の予選ではタイムを出す事や一つでも上のポジションを狙うことではなく、いかに決勝を闘い、自分たちのポジションをキープするかだ。

 我々の目的は世界制覇。その気持ちはまさにオールジャパン。日本を代表してEWC世界耐久選手権のチャンピオンを獲得すること。そのために、チーム一丸となってしぶといレースを戦ってゆく。

F.C.C. TSR Honda France

公式予選終了後のコメント

ジョシュ・フック

「赤旗中断の多いセッションだったので難しかったけど、バイクが良くなって来たので良い感じで乗れたんだ。2回目にはさらに良い感じになったけど、あくまで決勝レース、そしてチャンピオンを獲得するという目的は変わっていません。それに向かって進むだけです」

フレディ・フォレイ

「予選での速いラップタイムはまったく気にしていないよ。8時間先のゴールに向かって、どこまで乗り易いバイクに仕上げるか、それが主題だった。タイムは1回目のセッションで出したので、2回目のセッションはレースを想定したバイクで走ったんだ。昨日と今日のセッションはすべてうまくいったよ」

アラン・テシェ

「とても良い感じで走れた2日間だった。チームメイトももちろんボクも良い仕事ができたと思っている。タイムを追う事もなく、考える事もなかった。決勝で重要なのは速いタイムじゃないからね、ボクたちにとって。明日は最後のフリー走行で、決勝に向けて余裕ができそうだよ」

F.C.C. TSR Honda France

藤井正和

「何がどうなろうと、我々が目指すものは一つ、世界チャンピオンのみ。そのために、日本のチームがすべて後押しをしてくれているように感じている。気持ちは文字通りオールジャパンで臨む覚悟で、そのために昨日と今日のセッションを戦ってきた。明日はしっかり調整して、日曜日の決勝で何が何でもチャンピオンを獲る、それだけです」

© 株式会社三栄