下水道に興味持って 秦野市がマンホールカード配布へ

 秦野市は8月11日から、地域色豊かなご当地マンホールのふたを紹介する「マンホールカード」を初めて配布する。ふたは中央部に市章を配置し、周囲の13カ所に市の花であるナデシコをデザインしている。市の担当者は「カードを手に取り、市の下水道事業に興味を持ってほしい」と話している。

 カードは1種類で、縦8・5センチ、横幅6・5センチの両面カラー。表面にふたの写真、設置場所の情報を記載。裏面にはデザインの由来や、ナデシコの写真を印刷した。

 カードは国土交通省や民間企業などでつくる「下水道広報プラットホーム」が作製し、県内ではほかに7市3町が配布し、コレクターの人気を呼んでいる。

 秦野市のカードは6千枚を作製し、秦野駅観光案内所と市浄水管理センター(同市上大槻)で、1人1枚まで無料配布する。同案内所では来月11日から日曜日と祝日に、同センターでは同13日から、平日と土曜日に配布する。配布時間はいずれも午前9時から午後5時まで。問い合わせは、同市下水道施設課電話0463(81)4114。

マンホールカードの表面

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