山鹿市・上千田天満宮でバーサランダ祭り 川石100個、児童が奉納

千田川で拾った石を上千田天満宮に運ぶ男の子たち=山鹿市

 熊本県山鹿市鹿央町の上千田天満宮で25日、子どもが石を集めて奉納するバーサランダ祭りがあった。300メートル離れた千田川から100個を運び、無病息災を祈願した。

 約400年前、地区で疫病がはやった際、旅の山伏が「バーサランダ、サーランダ」と唱えると、病が治った故事にちなむ。お百度参りの意味もあり、石を運ぶのは小学6年生までの男子と決まっている。

 今年は、12人が川で身を清め、「バーサランダ、サーランダ」と唱えながら拾った石を奉納した。境内を何度も駆け上がり、100個そろうと、ご神木の根元に放り投げてお祈りした。

 めのだけ小6年の高森奏杜[かなと]君は「暑い中、何度も石を運ぶのは大変だった。自分は今年で最後なので、後輩たちに頑張ってほしい」と話していた。(河内正一郎)

(2018年7月29日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

©株式会社熊本日日新聞社

紙面を彩った火の国球児たち

「夏の甲子園100回」を記念し、熊本出身のスターたちの〝球児〟時代を取り上げます。 第3弾は「打撃の神様」と呼ばれた川上哲治(熊本工出、人吉市出身)です。

ご購入はこちらから