水面に「移流霧」涼しさ誘う 熊本市・上江津湖周辺

上江津湖につながる加勢川の水面に発生した霧=28日午前6時10分ごろ、熊本市中央区出水

 熊本市中央区の上江津湖周辺で早朝、水面にドライアイスをたいたような現象が見られ、ウオーキングやジョギングを楽しむ人たちに清涼感を与えている。

 熊本地方気象台によると、これは水温が低く、気温と湿度が高い時に現れる「移流霧[いりゅうぎり]」という現象。暖かく湿った空気が水面で冷やされ、霧が発生する。気象台は「気温が高くなるとすぐ蒸発するので、一定の条件がそろわないと見られない現象」と話す。

 28日午前6時ごろ、上江津湖へつながる県立図書館西側の遊歩道沿いの加勢川では、うっすらと移流霧がみられた。現地の気温は27度で、水温は18度。同7時ごろには目立たなくなった。毎日ウオーキングをしているという男女3人は「日によって霧の出方が違う。冬の水蒸気は寒々しいけれど、夏は涼しげでいいですね」と笑顔で汗を拭っていた。(飛松佐和子)

(2018年7月29日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

©株式会社熊本日日新聞社

紙面を彩った火の国球児たち

「夏の甲子園100回」を記念し、熊本出身のスターたちの〝球児〟時代を取り上げます。 第3弾は「打撃の神様」と呼ばれた川上哲治(熊本工出、人吉市出身)です。

ご購入はこちらから