ロシアワールドカップでベスト4に入ったイングランド代表は、ハリー・ケインやデル・アリなど若手選手が中心となったチームだった。年齢を考えれば、そのまま4年後のワールドカップを戦うことも可能だろう。
しかし、そこに割って入ろうとしている者がいる。リヴァプールFWダニエル・スタリッジだ。スタリッジは前回のブラジルワールドカップで主力の1人だったが、その後の4年間は怪我などもあって苦しい日々を過ごした。昨季はWBAにレンタル移籍したが、そこでも目立った結果は残せず。
スタリッジが再びイングランド代表に召集されることはないと考えているサポーターもいるかもしれないが、スタリッジは復活を遂げようとプレシーズンマッチから積極的な姿勢を見せている。29日のマンチェスター・ユナイテッド戦ではジェルダン・シャキリの落としから得点も決めており、昨季から考えれば上々のスタートと言えるのではないか。
米『ESPN』によると、スタリッジは「次のワールドカップ出場へトライするよ。100%ね」とコメントしており、32歳になる4年後にカタールへいることを目指している。今のリヴァプールにはモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノがいるため、スタメンの座を確保するのは難しいだろう。しかし最強のバックアッパーFWとして結果を出し、若いイングランド代表に割って入ることをガラスの天才は目指している。