きょうは日本海側を中心に猛暑となったが、この先は広い範囲で再び厳しい暑さに警戒が必要となる。
きょう午後3時現在、台風12号は山口市付近を西へ進んでいて、北陸や北日本の日本海側には南からの暖かい空気が吹き込み気温が上がっている。日差しやフェーン現象などの影響で、早いペースで気温が上がり、新潟県の三条市と上越市の大潟では、昼過ぎに39.5℃まで上がるなど、北陸では観測史上最も高い気温となった所が多くなった。この他にも、長岡市で39.4℃、福井県坂井市の春江で39.0℃など、北陸を中心に猛暑となり、北海道上川地方の音威子府（おといねっぷ）でも34.9℃を観測した。
この先は、広く高気圧に覆われるため、東北地方は8月1日（水）にかけて、東日本と西日本は8月5日頃（土）にかけて、最高気温が35℃以上の猛暑日となる所がある見込み。また、沖縄地方は8月2日（木）にかけて、最高気温が33℃以上となる所がある予想。気温の高い状態が続くため、熱中症などの健康管理や、農作物の管理に十分な注意が必要だ。
