<レスリング>松原拓郎(TOSU)と小野こなみ(KAMO B&G)が6連覇を達成…7.27~29全国少年少女選手権

6連覇を達成した小野こなみ(左=KAMO B&G)と松原拓郎(TOSU)

 全国少年少女選手権・最終日は7月29日、大阪・府民共済スーパーアリーナ(舞洲アリーナ)で行われ、台風12号の影響で進行を1時間後ろ倒ししたが、大きなトラブルはなく、予定通り各階級の決勝までが行われた。

 小学生6年生男子42kg級に出場した松原拓郎(TOSU)と小学6年生女子+45kg級の小野こなみ(KAMO B&G)の2選手が大会6連覇の快挙を達成。どちらも圧勝で栄冠を勝ち取った。

 優勝者数の最多チームは、5人の金メダリストを輩出したWRESTLE-WINとLOTUS世田谷(いずれも東京)の2チームが並んだ。3位はフィギュアフォークラブ(東京)、パラエストラ・チームリバーサル(千葉)、吹田市民教室(大阪)の4人だった。メダルの数(入賞者)を最も輩出したのは猪名川クラブ(兵庫)の14個。

 決勝戦前には、同連盟で募った「スポーツ環境標語コンテスト」の結果発表が行われ、最優秀賞には札幌ちびっ子クラブの「試合に負けてもマナーで勝とう ゴミを拾って金メダル」、優秀賞には郡山クラブの「わすれない あいさつ マナー マイボトル」が、それぞれ選ばれた。この標語は同連盟で1年間、各大会の標語として使用される。

 また、先日大きな災害となった「平成30年7月豪雨」の募金活動が大会中に行われ、11万2,155円が集まった。(文・撮影=増渕由気子)


《各階級上位選手》

 

今年も6年生の優勝者には、トロフィーとチャンピオンTシャツが贈られた。中央は全国少年少女連盟の菅芳松副会長
標語コンテストで最優秀賞を受賞した、札幌ちびっ子クラブの竹ケ原大輝。左は連盟の梅原龍一理事長

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