西海市と西彼歯科医師会(前田哲治会長)は26日、災害発生時に歯科医師らの救護班の避難所派遣を盛り込んだ協定を結んだ。
同種の協定は、市郡歯科医師会としては、2017年の佐世保市に次いで2例目。
協定では、西海市の要請を受けた西彼歯科医師会の救護班が口腔(こうくう)内のけがや入れ歯の紛失などの応急処置、医療施設搬送の判断をする。避難が長期化すれば高齢者を中心に誤嚥(ごえん)性肺炎のリスクが高まるため、福祉関係者と連携し口腔ケアに取り組む。
市内であった式で杉澤泰彦市長と調印した前田会長は「災害はいつ起きても不思議ではない。救援体制を早急に構築したい」と話した。
西海市と西彼歯科医師会 災害時救護 協定結ぶ
- Published
- 2018/07/30 11:00 (JST)
- Updated
- 2018/12/10 17:59 (JST)
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