ゴンザレス6回2失点 マリナーズ初回から打線爆発

【マリナーズ8-5エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルス3連戦に臨んでいるマリナーズは既に連敗を喫し、今カードの勝ち越しはできない。しかし、被スイープは避けたいところ。迎えた今試合では初回から相手先発、フェリックス・ペーニャを攻めて一挙7得点の猛攻をみせた。また、マリナーズ先発のマルコ・ゴンザレスも6回2失点と試合をつくった。

初回から驚くほどの猛攻だった。先頭のディー・ゴードンがヒットで出塁したのを皮切りに3者連続ヒットで一挙3得点を記録するとその後もペーニャが安定感を欠いて四球や暴投で自らピンチを広げてしまい、マリナーズ打線につかまった。この回だけで5本のタイムリーが飛び出したマリナーズ打線は試合開始直後から主導権を握っていた。ペーニャは1死しかとれず7失点と大炎上した。

一方でゴンザレスはカッターやシンカーを巧みに操り、打たせてとる投球でエンゼルス打線に的を絞らせない。4回には1死満塁のピンチも後続を抑えて切り抜けた。5回にはジャスティン・アップトンに2ランを浴びるも結果的には6回2失点と好成績を残した。エンゼルスは8回にアルバート・プーホルスのタイムリーなどで3点を追加し、3点差まで詰め寄るも反撃はここまで。初回の大量失点が最後まで尾を引いてスイープを逃した。8回に代打で登場した大谷翔平はアレックス・コロメイの前に空振り三振に倒れている。

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