日本代表FW大迫勇也が29日、ブレーメンの本拠地で入団会見へ臨んだ。新シーズンの背番号は「8」に決まり、新天地での意気込みなどを語った。
4年間過ごしたケルンを離れ、今夏の移籍市場でブレーメンへ移籍した大迫。ブンデスリーガの公式サイトによると、入団会見で「自分は攻撃的な選手。攻撃に絡むところが僕の強みでもあるし、リズムを作るところも自分の強み。ワールドカップではグループリーグをしっかり戦うことができました。けれど、W杯とブンデスリーガは違うものなので、いい準備をしっかりして、ブンデスリーガに臨みたい」とコメントしている。
さらにポジションについては「日本代表として戦ったワールドカップでは9番のポジションでプレイしていました。でもブンデスリーガでは、これまで10番としてプレイしていますし、僕はどちらでもできると思う」と明かした。
また、かつてブレーメンでプレイした奥寺康彦氏について聞かれると「奥寺さんは、偉大な選手ですし、僕も日本人として恥じないようなプレイをしたい」と述べ、移籍理由については「コーフェルト監督。監督とはしっかり話しをしましたし、昨シーズンのブレーメンの後半戦はいい戦いを見せていたので、僕もそこの中に入って力になれればと思い、決断しました」と話している。
コーフェルト監督も「彼はFWだが、古典的なFWではなく、中盤での動き方も知っているFW。守備的な動きもできて、攻撃力として我々が欲しい要素を全て持っている選手。勇也がすでに何年間も、ブンデスリーガで実力を発揮してきたことも重要だ」と“半端ない”期待をあらわにしているが、大迫はそれに応えることができるのか。