ブルージェイズが9回表に猛攻 一挙5得点で逆転勝利

【ブルージェイズ7-4ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

ブルージェイズが1点ビハインドで迎えた9回表に一挙5得点のビッグイニングを作り、見事な逆転勝利。敵地でのホワイトソックス3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。9回表のブルージェイズは先頭のテオスカー・ヘルナンデスが16号同点ソロを放ち、無死二、三塁からブランドン・ドルーリーが2点タイムリー二塁打を放って逆転に成功。さらに一死三塁からルーク・メイリーのタイムリー二塁打、二死二塁からルルデス・グリエルJr.のタイムリーでそれぞれ1点を追加し、5得点のビッグイニングとなった。ブルージェイズ先発のライアン・ボルッキは6回2失点の好投。ホワイトソックスはリリーフ陣が誤算だった。

チームが見事な逆転勝利を収めるなか、ブルージェイズの新人・グリエルJr.は3打数2安打の活躍。連続マルチヒットを11試合に伸ばし、直近50年間では1973年のトニー・ペレスと並ぶ最長記録となった。グリエルJr.はすでに連続マルチヒットの球団記録を更新しており、記録が残っている1908年以降では1923年にロジャース・ホーンスビーが記録した13試合連続がメジャー歴代最長。ペレスとホーンスビーはいずれもアメリカ野球殿堂入りを果たしている名選手であり、今年4月にメジャーデビューを果たしたばかりの新人内野手が偉大な先人たちに肩を並べようとしている。

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