ロッキーズが好調・アスレチックスとの3連戦をスイープ

【アスレチックス2-3ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ロッキーズはトム・マーフィーの2号2ランとライアン・マクマーンのタイムリー二塁打で3回までに3点を先行し、先発のヘルマン・マルケスが8回途中まで100球を投げてアスレチックス打線をソロ本塁打2本による2得点のみに抑える好投を披露。1点リードの最終回をクローザーのウェイド・デービスが締めくくり、ロッキーズは本拠地でのアスレチックス3連戦をスイープした。好投したマルケスは今季9勝目(8敗)をマークし、デービスは節目の30セーブ目。ロッキーズは4連勝で貯金を今季最多の10とし、地区2位のダイヤモンドバックスとの0.5ゲーム差をキープするとともに、地区首位のドジャースとのゲーム差を1に縮めている。

ロッキーズのバド・ブラック監督はメジャー4年目の今季も正捕手争いを続けるマーフィーの活躍を絶賛した。マーフィーは2回裏に2号先制2ランを放っただけでなく、好リードでマルケスの好投を引き出し、チームの勝利に大きく貢献。ブラックは「マーフィーはひと振りで大きな仕事ができるんだ」と打撃面での活躍を称えただけでなく、「マルケス、オバーグ、デービスとともに良い仕事をしてくれた」と捕手としての仕事ぶりを称賛した。マーフィーは「毎年、少しずつ良い選手になっていることを実感している。少しずつ自信もついてきたよ」と自身の成長を感じている様子。今季はまだ25試合のみの出場にとどまっているが、すでに自己最多を更新しており、チームに不可欠な戦力となりつつあるのは間違いなさそうだ。

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