打線が繋がったジャイアンツ 4連戦の被スイープを回避

【ブリュワーズ5-8ジャイアンツ】@AT&Tパーク

ジャイアンツは2点ビハインドの3回裏にバスター・ポージーの3点タイムリー二塁打などで4点を奪って逆転に成功し、その後もゴーキーズ・ヘルナンデスの12号ソロなどで4回裏に1点、5回裏に3点を追加。打線が機能して鮮やかな逆転勝利を収め、本拠地でのブリュワーズ4連戦の被スイープを回避した。先発のアンドリュー・スアレスは初回にライアン・ブラウンに11号先制2ラン、6回表にエルナン・ペレスに8号ソロを浴びるなど、6回4失点に終わったものの、打線の援護に恵まれて今季4勝目(6敗)をマーク。ブリュワーズは先発のジュニア・ゲラが打ち込まれ、2番手のマット・アルバースも流れを変えることができなかった。

4連戦の最初の3試合で打率.213と打線が封じ込まれ、特に直近2試合は各1点しか取ることができていなかったジャイアンツ。しかし、この試合ではポージーが4安打3打点の活躍を見せるなど打線が繋がり、13安打8得点の攻撃で初回に背負った2点のビハインドをあっという間に跳ね返した。アメリカ野球殿堂入り式典に出席するためクーパーズタウンへ向かったブルース・ボウチーに代わって指揮を執ったベンチコーチのヘンスリー・ミューレンは「ダグアウトではみんな楽しそうだったよ。ようやく良い場面でヒットが出たからね」と試合を振り返り、打線が繋がったことに満足げな様子。先発のスアレスは「とにかく落ち着いて自分の仕事をすることだけを考えていた」と自身の登板を振り返った。

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