レスター・シティにとって日本人選手は特別な存在だ。日本代表FW岡崎慎司がジェイミー・バーディとのコンビで奇跡のプレミアリーグ制覇に貢献し、岡崎の泥臭いプレイはレスターサポーターに愛されている。その岡崎の後継者が現れるとすれば、どうだろうか。
地元紙『Leicester Mercury』は、レスターがサガン鳥栖FW田川亨介に興味を示していることを改めて特集しており、19歳の若きFWを高く評価している。
「サポートストライカーの役割としてシンジ・オカザキに似ている。田川はすでに鳥栖で多くの試合に出場し、8得点を記録している。サムライブルーの世代別代表でも彼はレギュラーで、昨年のU-20ワールドカップ、さらにこの夏のトゥーロン国際大会にも出場し、U-21ポルトガル代表戦では得点も記録している。速さと強さがあり、2年後の東京五輪、さらに2022年のカタールW杯へ大きな期待がある」
同メディアはこのように田川を評しており、レスターにおける岡崎の後継者候補として評価は高い。もっとも田川は今年の冬にリーズ・ユナイテッドへ移籍した井手口陽介と同じく、労働ビザが取得できるまでは他クラブにレンタル移籍する必要がある。それでもレスターは田川を高く評価しているようで、今後も注視されていくことだろう。
