ボランティアバス夏季限定で無料に 岡山で活動予定

 西日本豪雨の被災地へ向かう神奈川発のボランティアバスが夏季限定で無料になる。災害関連のNPOや県などによる支援プロジェクトとの位置付けで、今のところ岡山で活動するための3便が予定されている。

 プロジェクトでは、NPOなどが企画したボランティアバスの運行に各団体が募集やPR面で協力。参加無料とすることで、高校生や大学生の積極的な参加を求めている。

 「8月3日発の1便は既に締め切ったが、7日発の2便はまだ参加可能。その後もバスを出すことを計画している」と、企画した認定NPO法人かながわ311ネットワーク。10日発の3便を主催するNPO法人神奈川災害ボランティアネットワークは「一般の参加枠は定員に達したが、学生は参加を受け付けている」という。

 いずれも岡山県倉敷市での活動を予定。横浜を夜に出発し、翌朝に被災地へ到着後、被災家屋の泥出しなどを行い、夜行で横浜に戻る3日間の行程だ。ボランティア保険への加入が必要で、食費などは各自が負担する。

 問い合わせは、かながわ311ネットワーク電話070(5577)5394、神奈川災害ボランティアネットワーク電話090(2729)1246。

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