高まる熱気、いざ本番 八戸三社大祭きょう開幕

開幕前夜、お囃子の練習に熱がこもる十六日町山車組の子どもたち=30日午後7時15分ごろ、八戸市の長者まつりんぐ広場

 約300年の歴史と伝統を誇る青森県南地方最大の祭典・八戸三社大祭が31日の前夜祭で開幕する。本番前日の30日夜、八戸市内の各山車小屋では、制作者が人形や飾りの最終調整や安全確認をしたり、子どもたちがお囃子(はやし)の練習に励んだりして、待ちに待った祭りに向けて気合を入れた。

 長者まつりんぐ広場内にある十六日町山車組の小屋には、子どもら約30人が集合。完成間近の山車の前で、最後のお囃子練習に汗を流した。

 連日の暑さを吹き飛ばすように、大きな掛け声とにぎやかなお囃子の音色が周囲に響き渡った。小太鼓を担当する市立図南小5年の出口詠葉(うたは)さん(11)は「他の山車組より元気にたたけるようにみんなで頑張りたい」と力を込めた。

 青森地方気象台によると、30日の県内各地の最高気温は、八戸と十和田で33・6度、三戸で34・9度を観測。県内23観測地点のうち、11地点で今年最高となった。

 31日の前夜祭は午後6時にスタート。8月4日までの祭り期間中、八戸地域は晴れまたは曇りの予報で、予想最高気温は28~32度と平年より高くなる可能性もある。参加者、見物客ともに熱中症など猛暑への注意や対応が必要になりそうだ。

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