【新日鉄住金、住商、英BP・油井管供給で戦略提携】住商、BPオマーンと4年間のSCM契約

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 新日鉄住金と住友商事は、英国オイルメジャーであるBP(本社・ロンドン)傘下のBPオマーンと3社間で油井管の供給に関する戦略的パートナーシップを締結(確認)し、25日に現地オマーンでセレモニー(調印式)を開催した。新日鉄住金と住友商事は1997年からBPと油井管供給に関する長期契約を保持しており、BPオマーン向けには累計10万トンの油井管を供給してきた。

 住友商事は今回、子会社のSCチューブラーソリューションズ・オマーン(本社・マスカット)を通じ、BPオマーンと油井管のサプライチェーンマネジメント(SCM)サービスに関する4年間の長期契約を締結した。住友商事はこれまで新日鉄住金と共に、BPオマーンがカザンタイトガス田開発で使用する油井管をBPオマーンの在庫拠点に開発当初から供給してきた。

 今回の契約に基づき、油井管の納入先を従来のオマーン北東部ソハール港から国内外とのアクセスに優れるオマーン南東部ドゥクム港に変更する。さらにドゥクム港に新たに建設されたフリーゾーンで在庫管理を行い、輸送と在庫管理を一貫して担うことでオペレーションを効率化する。

 なお、新日鉄住金の油井管生産販売量は年間100万トン程度で、現在フル稼働。

 住商は全世界でSCMを展開しており、オマーンは従来からの拠点の一つ。今回の契約で客先が広がることになる。