JMUがイージス艦の命名・進水式 林田JFEHD社長など出席

 造船大手のジャパン・マリンユナイテッド(JMU、社長・千葉光太郎氏)と防衛省は30日、横浜事業所磯子工場で建造している護衛艦の命名・進水式を行った。

 同船はJMUとしては初めて、IHI時代を含めると約22年ぶりに手掛けたイージス艦。当時は豊洲で建造されたが、磯子では初の新造となる。

 式には小野寺五典防衛大臣やJMUの千葉社長、JMUの大株主であるJFEホールディングスの林田英治社長や、柿木厚司JFEスチール社長、IHIの斎藤保会長、満岡次郎社長、日立造船の谷所敬社長、一般観覧者含め約2500人参列した。

 同艦は基準排水量8200トン型の新型護衛艦の1番艦で、小野寺大臣から「まや」と命名された。2020年3月ごろの就役を予定している。

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