JFE条鋼豊平、「親子ものづくり教室」を開催

 JFE条鋼豊平製造所(所長・小山内寿取締役常務執行役員)は29日、連合北海道金属機械部門連合会(議長・大柄恵司郎氏)と「親子ものづくり教室」を開催し、各加盟産別の組合員を中心に約40人が参加した。

 同教室は北海道の金属機械産業で働く社員が親子で参加し、今年で5回目。JFE条鋼豊平製造所での開催は今回が初となった。

 参加者は親子でメタルキットを用いたヘラクレスオオカブト作りを行い、その後、2組に分かれて稼働中の製鋼・圧延工場を見学。参加者からは「鉄を生産している工場を見るのは初めて。熱気がすごく、スケールの大きさに驚いた」などと感想が聞かれた。

 豊平製造所では昨年から「工場見学プロジェクト」を立ち上げ、見学通路の整備やお土産品の作成などを行ってきた。今後も定期的に見学会を開く計画で、要望を聞きながら地域住民や札幌市内の小中学生の受入なども検討する。

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