売り出し中のツインズ・ガーバーが自身初のサヨナラ打

【インディアンス4-5xツインズ】@ターゲット・フィールド

ツインズは4対4の同点で迎えた9回裏に四球と送りバントで一死二塁のチャンスを作り、ミッチ・ガーバーがレフトオーバーの二塁打を放ってサヨナラ勝ち。メジャー2年目のガーバーは記念すべき自身初のサヨナラ打となった。1点ビハインドの5回裏に逆転したにもかかわらず、先発のアービン・サンタナが6回途中4失点と踏ん張れなかったツインズだが、5人のリリーバーが合計3回2/3を投げて無失点の粘投。打線はインディアンス先発のシェーン・ビーバーから4点を奪ったあとは、インディアンス救援陣の前に沈黙していたものの、7月に入って3割を超える打率をマークしているガーバーが勝負強さを発揮して試合に決着をつけた。

先日エドゥアルド・エスコバーを放出し、この日もランス・リンとザック・デュークがトレードでチームを去ったツインズは、今季のポストシーズン進出を諦め、来季以降を見据えたチーム作りに着手している。選手たちにとってはモチベーションの維持が難しい戦いが続くなか、サヨナラ打を放ったガーバーは「これはチームにって大きな勝利だよ。大切な選手がチームを去ったばかりだからね」とチームの勝利を喜んだ。7月に入って打率.316をマークしているガーバーは、直近7試合で打率.423と絶好調。9番を打ちながらも打線を支える存在となっている。ガーバーのように台頭してくる選手が数名現れれば、ツインズの残りのレギュラーシーズンは成功と言えるだろう。

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