【MLB】ツインズからヤンキース移籍のリンがフル回転宣言 「何でもするだけさ」

ヤンキースへ移籍となったランス・リン【写真:Getty Images】

通算79勝55敗1セーブの31歳右腕が名門ヤンキースへ移籍

 ヤンキースは30日(日本時間31日)、ツインズからランス・リン投手の獲得を発表した。31歳のベテラン右腕は「子供の頃にファンだったヤンキースに入団できてワクワクしているよ」と名門球団への移籍に喜びの声を挙げた。ヤンキース球団公式サイトが伝えている。

 今季からツインズ所属となったリンは、20試合に先発し7勝8敗、防御率5.10の成績を残している。通算では203試合に登板し79勝55敗1セーブ、防御率3.54を誇る右腕。同サイトではリンが「子供の頃にファンだったヤンキースに入団できて、ワクワクしているよ。多くの勝利を積み重ねた彼らの黄金時代を見ることができた。現在そのチームは、優勝に向けて突き進んでいるからね。そのチャンス、そしてチャレンジにワクワクしているんだ」と移籍に際しての意気込みを伝えている。

 また、記事ではリンが新天地で先発、リリーフに問わずどのポジションでもマウンドに上がる決意を語っている。「シーズンのこの時期においては、自分の役割を果たすだけだよ。僕はこれまでのキャリアで数多くの経験をしてきた。プレーオフでブルペンから登場したり、新人時代に救援投手として少し投げたりもしたからね。ワールドシリーズ制覇を目論むチームでプレーするんだから、自分ができることを何でもするだけさ。そこにエゴは存在しないよ」。地区優勝を狙うヤンキースで31歳右腕がフル回転することを誓っている。(Full-Count編集部)

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