NMB48・山本彩卒業発表、音楽活動に専念

7月30日、東京・中野サンプラザホールにて、の初日公演が開催され、満席となった客席の前で、全26曲を披露し、終盤には山本彩の卒業発表があった。

この日の選抜メンバーは、山本彩、吉田朱里、太田夢莉、渋谷凪咲、山本彩加、城恵理子、上西怜、岩田桃夏、植村梓、谷川愛梨、川上千尋、梅山恋和、沖田彩華、小嶋花梨、山田寿々、磯佳奈江の16名。

おなじみのovertureに続いて、若本規夫のナレーションで、一人ずつ紹介されながらメンバーが登場。

『ワロタピーポー』を皮切りに、『オーマイガー!』、『北川謙二』とシングルナンバーを立て続けに披露し、途中、ユニットコーナーでは、山本彩加ら5人による初披露となる『Good Timing』山本彩と吉田朱里による『アボガドじゃねーし』でキュートな一面も覗かせた。

1階席後方や、2階席にもメンバーが現れるうれしいサプライズもあり、ファンは熱狂。
山本彩は、衣装のチャックをしめ忘れたまま「そこらへん走ってました(笑)」と明かして、笑いを誘った。

アンコール1曲目『虹の作り方』では、PRODUCE48に参加している2名を除く、41名のNMBメンバーが客席後方からなだれこみ、ステージは57名に。

NMB48の57名での『365日の紙飛行機』を披露した後、ここで山本彩が「私、山本彩はNMB48を卒業します」と卒業を発表。

卒業時期などは後日詳細を伝えるそうだが、ここ数年、何度も『卒業』という2文字が浮かんでは消えていたことを明かした上で、自分以外のセンター曲などを俯瞰で見たところ「私が離れたほうがNMB48の起爆剤になる」「若いメンバー、新しいメンバーにこれからのNMB48を作って欲しい」と卒業を決意したと語った。

また、「生涯現役で、もっと音楽の勉強をしてみなさんの前で歌っていきたい」とアイドル卒業と同時に、音楽活動に専念することも明かした。

客席からの「さやか」コールに感涙する場面もあったが、メンバー全員の前で卒業発表を伝えることが出来たことに安堵したようで、最後は笑顔で『青春のラップタイム』で大盛り上がり。

去り際に、山本彩は「25歳になったんですが、25歳だって人生まだまだこれからだと思っています。私の人生も、これからのNMB48の人生も、より素晴らしいものにしたいと思います」との言葉を残して、ステージを去った。(ジェイタメ編集部)

©NMB48

© 株式会社ジェイプレス社