本県、7区分平均下回る 全国学力テスト

 文部科学省が31日に結果を公表した2018年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果で、本県の公立小中学校の平均正答率は、基礎知識を問うA問題で小学算数と中学国語の計2区分が、知識の活用力を問うB問題で小学校の国語と算数、中学校の国語と数学の計4区分で公立の全国平均を下回った。また、理科も中学校が全国平均に達せず、計7区分で平均に届かなかった。県教委は「活用問題の全国との差が小学校で改善した一方、中学では縮まっていない」と分析している。

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