窓口の待ち時間短縮へ タブレット端末に住所や氏名などを入力 区役所が実証テスト

 熊本市は、来年10月から利用者にやさしい区役所をめざして「窓口改革」に取り組む。複数の届け出や申請書の記入が必要な場合も、タブレット端末を導入し、市民が1回入力することで済むようにするほか、転入・転出に伴うものや証明書の発行など簡易な手続きは窓口を一つのフロアにまとめ、市民の煩雑さ軽減を狙う。

 31日、市役所で開かれた市行財政改革推進委員会で説明した。

 市によると、来年1月にシステムの実証テストを行い、情報管理の安全性や処理時間などを確認し、導入について最終判断する。実現すれば全国の市町村で初めてという。

 実証テストなど本年度の窓口改革に関する事業費は3680万円で、うち1590万円は総務省の補助事業。

 タブレット端末に入力された住所、氏名、生年月日などの個人情報はQRコード化。職員が入力する手間が省けるため、業務が迅速化し、窓口の待ち時間短縮が図れるとしている。

 市によると、中央区役所の窓口が最も混み合った4月第1月曜の待ち時間は平均42分。最長は1時間21分だった。

 市地域政策課は「5区役所で可能なところから業務改善を進め、市民が利用しやすく、職員も働きやすい窓口にしたい」と話している。(猿渡将樹)

©株式会社熊本日日新聞社

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