ロッキーズが長打攻勢で逆転勝利 グレイ力投で9勝目

【ロッキーズ6-3カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

先発のジョン・グレイがマット・カーペンターに先頭打者アーチを許したロッキーズだが、試合中盤にカージナルス投手陣に長打攻勢を浴びせて逆転勝利。地区2位タイに浮上し、地区首位のダイヤモンドバックスとの0.5ゲーム差をキープした。5回表にチャーリー・ブラックモンの21号2ランで逆転に成功したロッキーズは、6回表にトレバー・ストーリーとヘラルド・パーラのタイムリー二塁打で2点を追加。7回表にはカルロス・ゴンザレスが13号2ランを放ち、リードを5点に広げて試合の行方を決定付けた。グレイは8回途中3失点(自責点2)の力投で今季9勝目(7敗)。最後を締めくくったウェイド・デービスは31セーブ目をマークした。

ロッキーズは直近26試合で20勝6敗という快進撃を見せ、地区首位に急接近。ワイルドカード争いでもブレーブス、ドジャースと並んで2位タイに浮上した。9勝目をマークしたグレイは「失投はいつだって起こり得るけど、試合の最初の打者に対して失投してしまうとは予想していなかった」とカーペンターに対する失投を反省。しかし、「早い段階で失投が起こってしまったとしても、そのあとはしっかり試合に集中して相手に点を与えないようにしないといけない。今日はそれができたと思う」と語り、先頭打者アーチを浴びたあとにピッチングを立て直したことについて誇らしげな表情も見せていた。

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