首位攻防3連戦 第2ラウンドはアストロズが逆転勝利

【アストロズ5-2マリナーズ】@セーフコ・フィールド

アストロズは先発のチャーリー・モートンが4回裏にジーン・セグーラに8号ソロを浴びてマリナーズに先制を許したものの、直後の5回表にジョシュ・レディックが同点タイムリー。続く6回表にはエバン・ギャティスが21号2ランを放ち、逆転に成功した。1点リードで迎えた9回表にはレディックが11号2ランを放ってダメ押し。6回2失点の好投を見せたモートンは今季12勝目(2敗)をマークし、最終回を三者凡退に抑えたヘクター・ロンドンは2年ぶり4度目となる2ケタセーブに到達した。

15安打を放ちながら5得点どまりだったアストロズだが、A.J.ヒンチ監督は「15安打はポジティブなサインだよ」と結果を前向きに捉えていた。前日まで5連敗で2位のマリナーズや3位のアスレチックスとの差が徐々に詰まりつつあったアストロズ。それだけに、指揮官の顔には安堵の表情が浮かんでいた。これでマリナーズとの首位攻防3連戦は1勝1敗となり、マリナーズとは再び4ゲーム差に。マリナーズのすぐ後ろにはアスレチックスも迫っているが、アストロズとしてはまず今回のマリナーズとの3連戦を勝ち越しで終えたいはず。明日の試合は大事な一戦となりそうだ。

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