
東北の夏祭りの先陣を切って1日、「盛岡さんさ踊り」が開幕した。そろいの浴衣をまとった手踊りと太鼓奏者の列が盛岡市中心部を練り歩き、真夏の熱気が街を包んだ。
パレードは午後6時、「ミスさんさ踊り」の5人を先頭に岩手県公会堂前をスタート。「サッコラー、チョイワヤッセ(幸よ来い)」の掛け声やリズミカルな太鼓の音を響かせ、約1キロを踊り歩いた。
今年は4日までの期間中に254団体、3万5100人がパレードに参加する。最終日は各団体の太鼓が勢ぞろいする太鼓大パレードや、見物客も加わっての大輪踊りを繰り広げる。