甘い旬の実 御厨ぶどう 収穫ピーク 食育の一環 園児が体験 松浦

 松浦市特産の「御厨ぶどう」の出荷が最盛期。同市の慈光幼稚園(森有紀子園長)の園児25人が7月31日、同市星鹿町のハウス施設を訪れ、ブドウの収穫を体験した。
 同園が取り組む食育の一環。生産者は、同市では御厨・星鹿地区で巨峰、安芸クイーンなど3種類のブドウが栽培されていることを園児に説明。シャインマスカットを育てているハウスを案内し、摘み取る様子を実演した。
 子どもたちはブドウの収穫を体験。さっそく味わい、果実のみずみずしさを楽しんだ。年長の山崎楽乎(らこ)ちゃん(5)は「上手に取ることができた」と笑顔。白石千晴ちゃん(5)も「甘くてすごくおいしかった」とほほ笑んだ。

シャインマスカットの収穫を体験する園児=松浦市星鹿町

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