四朗の陣中旗 荘厳 キリシタン館でオリジナル展示

国指定重要文化財「天草四郎陣中旗」(天草キリシタン館提供)

 天草市船之尾町の天草キリシタン館は1日、天草・島原の乱で天草四郎率いる一揆勢が、原城(長崎県南島原市)に立てこもった際に持っていたとされる「天草四郎陣中旗」の公開を始めた。7日まで。

 原城は、世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つ。

 旗は国指定重要文化財で、通常は劣化を防ぐため同館の収蔵庫で保管。レプリカを公開している。年4回、1週間ずつオリジナルを展示する。108・6センチ四方で、生地は中国製の絹織物「綸子[りんず]」。中央の聖杯を左右の天使が拝んでいる構図で、血痕や刀傷のようなものも残っている。

 同館の平田豊弘館長(61)は「天草四郎ら一揆勢の心のシンボルになった旗を、ぜひ見に来てほしい」と話している。(中島忠道)

(2018年8月2日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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