「もはやスペシャル・ワンの面影なし」 昨季無冠のモウリーニョに手厳しいアンケート結果

新シーズンで捲土重来を果たせるか photo/Getty Images

2016年よりマンチェスター・ユナイテッドを率いているジョゼ・モウリーニョ監督。2002年にポルトに赴いて以降、渡り歩いたクラブにもれなくリーグタイトルをもたらしてきた同監督だが、昨季を無冠で終えたことで手厳しい批判に晒されている。

こうした状況のなか、英『BBC SPORT』がサッカーフリークを対象にアンケートを実施。「モウリーニョはいつまでマンチェスター・ユナイテッドの監督でいられるか」という問いに対し、総回答者の38%が「(今年の)クリスマス前まで」、47%が「1年以内に退任するだろう」と答えた(※編注)。このアンケート結果を受け、同メディアは「今のモウリーニョには、(かつて見せていた)カメラの前での勇敢な姿が見受けられない。もはや“スペシャル・ワン”(特別な存在)としての面影は失われた」と報道。同監督の手腕やカリスマ性に陰りが見られるとの見方を示している。

優勝請負人として評価を高めてきたモウリーニョ監督だが、あまりに守備的な戦いぶりや格下相手の取りこぼしが多い現状に、同クラブのサポーターの我慢は限界を迎えつつある。日本時間11日に行われるプレミアリーグの開幕戦(レスター戦)は、同監督の今後を占ううえで重要な一戦となりそうだ。

(編注)現地時間7月31日現在。総回答者数は不明

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