ビークス5回2失点でメジャー初勝利 レイズ3連勝スイープ

【エンゼルス2-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド

エンゼルス3連戦中のレイズは今カードスイープに向け、3戦目に臨んだ。この日は2番手に本来の先発投手を登板させる独特な継投策で相手打線を翻弄。先日、レッドソックスから移籍したジャレン・ビークスが5回2失点の好投をみせて念願のメジャー初勝利を飾った。

この日のレイズの先発、ハンター・ウッドはエンゼルス打線を2回1安打に抑え込み、ビークスにバトンタッチする。この日がレイズでの2試合目となったビークスは最初の4イニングをノーヒットに抑える好投、7回には連打をきっかけに2失点も見事なロングリリーフとなった。援護したい打線は4回、無死満塁のチャンスをつくるとC.J.クロンが2点タイムリーを放って先制、その後はウィリー・アダメスの犠牲フライなどでこの回で4点をとってリードを広げた。

被スイープを狙ったエンゼルスだったが、主砲のマイク・トラウトを欠いた打線に勢いが感じられなかった。6回終了時までわずか1安打に抑えられていた。そんな中で7回にはジャスティン・アップトン、アルバート・プーホルスの連打でチャンスをつくり、内野ゴロの間に2点を返したが反撃はここまで。先発のアンドリュー・ヒーニーは序盤はよかったものの、4回の乱調が尾を引き6回4失点、打線も最終的には3安打に終わった。8回に起爆剤として大谷翔平が起用されるもディエゴ・カスティーヨの前に空振り三振に倒れた。

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