柴三郎の道めざせ 小国町で高校生医学セミナー

医学研究の面白さなどについて講演する尾池雄一教授=小国町

 医学部への進学を目指す高校生に医学研究の魅力を知ってもらう「柴三郎プログラム夏期セミナー」が1、2日、小国町の木魂館であり、研究の面白さなどを学んだ。

 町出身で細菌学などの業績で知られる北里柴三郎にちなみ、研究に取り組む人材を発掘、育成しようと、熊本大医学部と一般財団法人・熊本公徳会が昨年に続いて企画。県内外の高校生19人が参加した。

 1日は、同学部医学科長の尾池雄一教授(分子遺伝学)が「誰も見向きもしない石ころを拾い上げて、ダイヤモンドのような価値あるものに仕上げていくことが研究者の醍醐味[だいごみ]。知的好奇心を持つことが、医師や医学研究者には大切だ」と講演。2日は、同学部卒業生への質問コーナーなどがあった。

 信愛女学院高1年の加藤莉子さんは「医者になりたいという漠然とした思いはあったが、医学研究の内容を知ることができたので、今後の進路選択の参考になった」と話していた。(後藤仁孝)

(2018年8月3日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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