「地域医療底上げが不可欠」 熊本市医師会の新会長に聞く

 熊本市医師会(会員数約1400人)の新会長にこのほど、そのだ脳神経外科消化器内科(東区)の園田寛院長(65)が就いた。抱負や課題を聴いた。(林田賢一郎)

 -新会長として抱負は。

 「少子化と超高齢化という社会構造の変化で、(どの病気が多いか)疾病構造が変わってくる。団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題に加え、30年には3人に1人が高齢者となり、40年には高齢者人口がピークを迎える。国全体も在宅診療へシフトしており、流れを見極めたかじ取りが必要だ」

 -どう対応しますか。

 「体調が悪くなった時、頼りになる在宅医療システムにするためには、地域全体の医療レベルの底上げが不可欠。会員と力を合わせ、“全員野球”で取り組みたい」

 -取り組みたい課題は何でしょうか。

 「医師会立の地域医療センター(中央区)の建て替えに道筋を付けたい。センターは休日夜間の救急外来をはじめ、会員が検査機器を共同利用するなどの後方支援も担う。老朽化に加え、熊本地震で大きな被害を受けた。医師確保も課題で、協力を得やすいシステムを考えたい」

(2018年8月3日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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