<八戸三社大祭>十一日町龍組が2年連続最優秀賞

2年連続の最優秀賞を喜ぶ十一日町龍組のメンバー=2日、八戸市
2018年八戸三社大祭山車審査結果

 八戸三社大祭の山車審査が2日行われ、十一日町龍組が2年連続の最優秀賞に輝いた。今年の山車は「スーパー歌舞伎 ヤマトタケル」。会長の石橋晃寛さん(57)が制作責任者を務めていた約20年前にも扱い、優秀賞を獲得した題材だ。2年連続の栄誉と20年前を上回る快挙に、制作責任者の石橋元平さん(36)らメンバーは努力をたたえ合い、喜び合った。

 昨年は19年ぶりに最優秀賞に選ばれた同組。今年で責任者9年目の元平さんは、うれしかった半面、「子どもたちをもっと喜ばせられる山車を作れるはず」と思い続けていたという。

 スーパー歌舞伎は、他の演劇の様式を取り入れた現代風歌舞伎。元平さんは躍動感や豪華さに心を打たれ、山車で再現したい―と、今年のテーマに提案した。

 制作中は20~30代の若手が中心となり、小道具の細部までこだわって再現した。妥協せず努力を重ねた結果がこの日、実を結んだ。

 元平さんは、最優秀賞受賞山車組に贈られる旗を晃寛さんに手渡し、「教わったことを生かし、これからも見てくれる人にわくわくしてもらえる山車を作ります」と決意を表明。

 晃寛さんは「下の世代が立派に育っていて感動する」と、今年の山車を絶賛。「来年以降も受賞し、組最高の3年連続最優秀賞の記録を塗り替えてほしい」と期待を寄せた。

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