武藤嘉紀と現ニューカッスルFW陣 昨季の“得点&アシスト数”が最も多かったのは……

ニューカッスルへの移籍が決定した武藤嘉紀 photo/Getty Images

ニューカッスルは2日、FW武藤嘉紀(前マインツ)の獲得を公式ホームページ上で発表した。なお、4年契約を結んだことが併せて伝えられている。

自身初となるプレミアリーグ挑戦を決断した武藤だが、レギュラーの座を掴む可能性は充分にあるだろう。同選手は昨季の全公式戦で10得点5アシストを記録し、計15得点を演出。これは現在ニューカッスルに在籍し、昨季も同クラブでセンターFWを務めたアジョゼ・ペレス(10G4A)、ドワイト・ゲイル(6G4A)、ホセル(4G1A)を上回る得点演出数だ。また、武藤は昨季の公式戦で7つの利き足以外でのゴールを記録。こちらも前述の4人中最多の数値であり、同選手のプレイの多彩さが際立っている。

グラウンダーのパスのみならず、ハイクロスにも素早く反応できる武藤のスキルは目を見張るものがある。武藤はラファエル・ベニテス監督にこの持ち味をアピールし、レギュラーの座を掴むことができるだろうか。

【現ニューカッスルFW陣、昨季のゴール内訳】

武藤嘉紀(利き足:右) 10得点(内訳:右足3、左足4、ヘディング3)

A・ペレス(利き足:右) 10得点(内訳:右足10) 

D・ゲイル(利き足:右) 6得点(内訳:右足3、左足2、ヘディング1)

ホセル(利き足:右)   4得点(内訳:右足3、左足1)

※数値及び利き足のデータは独『transfermarkt』を参照。

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