荘厳に、勇壮に 八戸三社大祭「お還り」

厳かな神輿行列と勇壮な山車による“最後の競演”に沸いた八戸三社大祭のお還り=3日、八戸市大工町

 青森県南地方最大の夏祭り、八戸三社大祭は3日、お還(かえ)りを迎え、青森県八戸市中心部で神社行列と山車の合同運行を行った。約300年の歴史と伝統が漂う神輿行列と勇壮な山車の"最後の競演"に、沿道に集まった多くの見物客が酔いしれた。

 合同運行は午後3時、のろしの合図でスタート。同市鍛冶町を出発し、神明宮、長者山新羅神社、おがみ神社の順で次々と中心部を練り歩いた。流麗な駒踊り、所狭しと動き回る虎舞など見応えたっぷりの郷土芸能が祭りに花を添えた。厳かに進む神輿(みこし)に、静かに手を合わせて一年の安寧を願う市民の姿もあった。

 各山車は、観客を驚かせるこだわりの仕掛けを展開。引き子たちは疲れや暑さを吹き飛ばし、「ヤーレ、ヤーレ」と元気な掛け声を響かせた。

 八戸観光コンベンション協会によると、3日の入り込み数は昨年と同じ18万人だった。

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