「ヒゲ」が原因で!元ユナイテッドのポボルスキー、一時顔面麻痺になっていた

『The SUN』は2日、「元チェコ代表MFカレル・ポボルスキーは、ヒゲのために感染症を患って入院することになった」と報じた。

かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたことで知られているポボルスキー。チェコが生んだ名ウイングの一人である。

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彼は引退後豪快なヒゲを蓄えたルックスで知られていたが、それを2016年に一度全て剃り落としていた。

なんとその理由は、伝染病であったという。

記事によれば、ポボルスキーのヒゲにはある種のダニが寄生しており、それを介してライム病に罹患してしまったというのだ。

体調を崩したポボルスキーは病院へと運ばれて抗生物質を投与されたが、その後左の頬に麻痺を抱えることになり、リハビリを余儀なくされてしまったとのことだ。

ライム病はダニが媒介する細菌感染症。初期には円形の発疹や筋肉痛、発熱などの症状があり、重症化すると神経麻痺や心疾患、慢性関節炎などに発展する可能性がある。

治療のためには数カ月間の抗生物質投与が必要となり、一部の患者は後遺症で数年間苦しむことになるという。

かつてラグビーのスター選手であったマット・ドーソンはライム病のため心臓病を患い、複数の手術を受けることになったと伝えられている。

そのような経験をしたにもかかわらず、ポボルスキーは再び豊かなヒゲをたくわえており、現在は以前のような容姿に戻っている。

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