ハマの番長らが五輪開幕2年前イベント 横浜

 2020年東京五輪・パラリンピックを盛り上げようと、開幕2年前イベントが4日、横浜・みなとみらい21(MM21)地区で開かれた。大会マスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」が初めて横浜でお披露目。来場者は撮影会やスポーツ体験イベントに参加し、間近に迫った五輪の熱気を感じていた。

 横浜市中区の横浜スタジアムが野球・ソフトボール、同市港北区の横浜国際総合競技場がサッカーの競技会場となっていることから、イベントは市が主催、横浜商工会議所と市体育協会が共催した。

 林文子市長はあいさつで「五輪は平和の祭典。スポーツだけでなく文化芸術にも一生懸命に力を入れていく」と述べ、2年後へ機運を高めることを誓った。

 04年アテネ五輪銅メダリスト(野球)の三浦大輔さん(44)=プロ野球・横浜DeNAベイスターズ元投手=ら著名人を招いたトークショーも開かれた。三浦さんは「(五輪大会の)重圧はすごかったが、みんなのおかげで銅メダルを取ることができた」と振り返り、チームワークの大切さを強調していた。

2年後に迫った東京五輪を盛り上げようと大会マスコットと一緒にガッツポーズを決める三浦さん(中央)ら=横浜市西区

© 株式会社神奈川新聞社